2月 18 2015

経済の歴史はインフレの歴史

Published by at 12:00 AM under トルコリラ

経済の歴史はインフレの歴史と言っても過言ではありません。
インフレやデフレと言う用語は多義的でそれを語る人によって様々な定義がありますが、ここでは単に総合物価の上昇と言った意味で使いたいと思います。

経済とは人々の労働力の結合のことですが、多数の人達で協働、すなわち協力して労働している限り必ず労働生産性の向上が起こります。
なぜならば人間と言うのは過去の経験からより良い方法を見つけ出そうと創意・工夫をするからです。
全ての人がそうだとは限りませんが多数の人の内一人でもそうした人がいれば必ず労働生産性の向上が起こり経済は成長します。

人類の歴史と言うのは創意・工夫の歴史であり、その蓄積の歴史です。
労働生産性の上昇とは機械化の進展でもあります。
それは別の言い方をすると労働力を自然エネルギーで代替すると言うことです。
ですから経済の発展は限られた自然エネルギーへの需要の増大でもあります。
需要の増大は当然その基礎となる資源の価格の上昇ですから経済の成長・発展には必ずインフレが伴います。

この傾向は貨幣経済が全般化する資本主義経済でさらに顕著になります。
貨幣と言う資本によってより多くの労働力が結び付けられるからです。
産業革命以後、人類は目まぐるしい経済の発展を遂げました。
そしてその過程で物資の需給はひっ迫し常にインフレ傾向を示してきました。
貨幣経済は信用経済ですから何らかの外的要因によって一時的に信用システムが機能しなくなりデフレ状態に至ることもあります。
しかしそれはあくまでも一時的なもので人々が経済活動を続けている限り必ず元の経済成長によるインフレ基調に回復します。

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